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H22年度の記録

本校のSSH研究活動の様子をお知らせします。
2011/1/29「集まれ!理系女子 〜先輩の本音トーク」
2011/1/28〜30「H22東北・北海道SSH指定校発表会」
2010/12/28「つくば方面研修」
2010/12/15「SSH課題研究テーマ一覧」
2010/12/7「東北大学工学部訪問研修」
2010/10/20「科学館訪問研修」
2010/10/2「SSH体験学習」
2010/08/23・24「分子生物学講座」
2010/08/20「中学生のための科学実験講座」
2010/08/4〜6会津短大訪問研修「すごいぞビタミンC」
2010/08/3・4日本科学未来館研修・SSH全国生徒研究発表会
2010/07/20・21SSH授業 「Egg Dropコンテスト」
2010/05/21講演会 「生命の始まりを計測する技術」
 

集まれ!理系女子 〜先輩の本音トーク

日 時 : 平成23年1月29日(土)

講 義

場 所 : 大講義室

講 師 : 奥平 恭子 准教授(会津大学)

演 題 : 集まれ!理系女子 〜先輩の本音トーク

 

実 験

場 所 : 理科実験室3

内 容 : ニワトリの脳の解剖

 

会津大学奥平先生から、理系であっても英語の学習は大切であること、自分のやりたいことを突き詰めていくと自分の理想にたどり着けること、女子が理系の研究者になるのは困難がたくさんあるが、頑張って欲しいというエールのこもったメッセージが送られました。実験では犬用の餌として売られている鶏頭の水煮缶を使って脳の観察を行いました。ひとり1つずつ配られた脳を前にしても誰一人として臆することなくじっくりと取り組む姿には学鳳生の知的好奇心の高さが感じられました。

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H22東北・北海道SSH指定校発表会

日 時 : 1月28日(金)〜30日(日)

研修先 : 大館市市民文化会館

       大館市中央公民館

       大館鳳鳴高校

 

秋田県大館市において、東北・北海道地区のSSH指定校13校、約160名の生徒が集まり、研究発表会が行われました。本校からも6名の生徒が参加し、1日目の研究発表において、口頭発表では「PCR法によるALDH2の遺伝子診断」という題名で、ポスター発表では「福島県立会津学鳳高等学校の課題研究テーマ一覧」という題名で、それぞれ発表を行いました。本校の生徒たちは、落ち着いて堂々と発表を行うことができ、また、他校の生徒からの質問に対しても、冷静かつ適切に答えており、SSHが始まってわずかの期間ではありますが、大きな成長の跡が感じられました。 2日目に大館鳳鳴高校で行われた「秋田県・福島県博士教諭による講義・実験」では、「がんはなぜ起こるのか」など、6つのテーマに分かれて、博士号を持つ教諭による授業が行われ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

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つくば市方面訪問研修

日 時 : 12月28日(火)

研修先 : 理化学研究所・JAXA・地質標本館

 

SSHUコース及び理系志望の希望者の35名で研修に参加しました。「理化学研究所つくば」では、過去に実際に使われた遺伝子組み換え実験室(P4実験室)の見学とバイオリソースセンターの概要説明を聞きました。次に「筑波宇宙センターJAXA」では、宇宙飛行士養成棟と無重力環境試験棟を見学し、展示館において衛星、ロケットや宇宙実験室きぼうなどの説明を聞きました。 最後に「地質標本館」では日本列島大型地質模型、富士・箱根火山模型、太平洋地形模型、岩石・鉱物・化石展示室など説明を交えながら見学しました。最先端の技術や施設を見学することで、科学への関心が高まり、有意義な1日となりました。

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SSH課題研究テーマ一覧

課題研究は、生徒自らテーマを設定し、実験の計画・実施・考察・発表などの作業を通して、研究者としての一連の流れを体験させるという、SSHの中で最も重要視される事業です。本校では、SSHTコースの生徒40名が11の班に分かれ、それぞれの班ごとに研究を進めていきます。

 
分 野 テーマ
物 理 色素増感型太陽電池に関する研究
地 学 蜃気楼はなぜ起こるか
化 学 食物の氷温貯蔵による変化に関する研究
果汁に含まれるフルクトースの平行移動
果物の成熟についての考察(柿・バナナ)
生 物 酵母菌の活性条件を探る
プラナリアの再生に関する研究
紅葉を探る
粘菌に関する研究
ミドリゾウリムシにとっての住みやすい環境
情 報 ロボットの作成
研究活動の様子
色素増感型太陽電池 食物の氷温貯蔵 果実の成熟(柿)
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酵母菌の活性条件 プラナリアの再生 ロボットの作成
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東北大学工学部訪問研修

日 時 : 12月7日(火)

研修先 : 東北大学工学部

 
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科学館訪問研修

日 時 : 10月20日(水)

研修先 : 中学1年 郡山ふれあい科学館

       中学2年 新潟大学・新潟県立自然科学館

 

中学1年 郡山ふれあい科学館研修
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中学2年 新潟大学・新潟県立自然科学館
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SSH体験学習

日 時 : 10月2日(土)

場 所 : 会津学鳳高等学校 生物実験室

               コンピュータ演習室

 

10月2日(土)に、県内の小学6年生を対象にしたSSH体験学習が開かれました。実施した実験は、「DNA抽出の実験」「ロボット」「リモネンを用いた実験」の3講座です。総勢80名の小学生とその保護者、弟妹が参加しました。いずれの小学生も意欲的に参加し、講座終了後にはとても満足した様子がうかがえました。また、SSHコースの高校生の有志が、TAとして小学生の指導に活躍しました。

遺伝子を見よう
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ロボットを動かそう
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リモネンで発砲スチロールを再生しよう
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分子生物学講座

日 時 : 8月23日(月)・24日(火)

場 所 : 会津学鳳高等学校 生物実験室

 

夏休み終盤の2日間、SSHコースの生徒46名を対象 に、遺伝子診断の実験講座を実施しました。これは今後の課題研究を行う上で、遺伝子診断という実験手法を獲得することが1つの目的です。さらに、講習では遺伝子診断に伴う倫理面の問題も取り挙げ、今後の研究のあるべき姿を考えました。実験内容は、生徒各自の口腔粘膜細胞からDNAを採取・精製して、PCR法(DNAを10億倍に増幅する方法)と電気泳動法(DNAの塩基は負に帯電しているの で、電圧をかけると+極側へ移動する)を用いて、アルコール代謝系の酵素(ALDH2)の活性度を遺伝子のレベルで解析するものです。生徒たちは初めて使う実験器具の操作に戸惑いながらも、大学レベルの高度な分析を自分も行うことができたことや自分自身の遺伝子を解析できたことで、新たな興味や関心が湧き上がっていたようです。

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中学生のための科学実験講座

日 時 : 8月20日(金)

場 所 : 会津学鳳高等学校 生物実験室

               コンピュータ演習室

 

外部の中学生と本校生の合計17人が参加し、DNA抽出実験とレゴマインドストームNXTを用いたロボットの2つの講座が行われました。特に、アシスタント役を務めたSSHコースの生徒たちの、生き生きとした表情が印象的でした。

「LEGO MINDSTROMS」を用いたロボット講座
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キットを用いたDNA抽出実験
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会津短大訪問研修(すごいぞビタミンC)

日 時 : 8月4日(水)〜6日(金)

場 所 : 会津大学短期学部

 

中学1年生8人、2年生1人が参加して、会津短大真鍋教授、同高橋教授にご指導をいただき、食品中のビタミンCの定量、ビタミンCが細胞を守る働きなどを実験しました。中学1・2年生にはレベルの高い実験でしたが、最後の発表会までしっかり取り組んでいました

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日本未来科学館研修・SSH全国生徒研究発表会

日 時 : 8月3日(火)・4日(水)

場 所 : 日本未来科学館・パシフィコ横浜

 

SSHコースの生徒46人で参加しました。初日はお台場の日本科学未来館で、最先端の科学技術に触れ、その展示物を用いたプレゼンテーションの研修を行いました。翌日は、パシフィコ横浜でのSSH生徒研究発表会に参加し、他校の発表を視聴しました。 生徒たちは、SSHの先輩校の研究のレベルの高さに感心しながらも、展示発表エリアなど様々な場面で発表者に質問する積極性がみられ、来年からの発表に向けての意気込みが強く感じられました。

日本未来科学館研修
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SSH全国生徒研究発表会
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第1回SSH授業「Egg Drop コンテスト」

日 時 : 7月20日(火)・21日(水)

場 所 : 会津学鳳高等学校

 

生卵を画用紙1枚の材料を用いて作成した構造体の中に入れ、3階の窓から落として、いかに卵が割れないようにできるかという、「創意」・「工夫」を競うコンテストです。この「創意」・「工夫」はSSH活動の基本となるテーマでもあります。   SSHコースの生徒62人が15班に分かれ、それぞれにオリジナリティーに富んだ構造体を作り、15班中8班で成功することができました。生徒たちは、答えのない問題に挑戦し、自ら課題を解決していくことの難しさや楽しさ、そして成功した時の達成感を感じていたようです。

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講演会「生命の始まりを計測する技術」

日 時 : 5月21日(金)

場 所 : 会津学鳳高等学校 第1体育館

講 師 : 日本大学工学部 准教授 村山嘉延

演 題 : 生命の始まりを計測する技術

高校1年生を対象に、6・7校時に第一体育館において、SSHコースに関する説明会を開催しました。併せて日本大学工学部准教授村山嘉延氏に「生命の始まりを計測する技術」という演題で、科学技術の最前線のお話をいただきました。若干33歳という若さで、世界中を飛び回り、多くの研究者と連携して、積極的に新しい研究分野を開拓していく村山先生の姿を通して、多くの生徒が「科学する楽しさ」や「科学のもつ可能性とすばらしさ」を感じたようです。