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H27年度の記録

本校のSSH研究活動の様子をお知らせします。
2016/03/22,24 分子生物学実験講座
2016/03/21 エバヤマザクラ植樹式
2016/03/19 北東アジア環境・エネルギーシンポジウム
2015/10/22~2016/03/03 探究活動
2016/02/24 校内SSH研究成果発表会
2016/02/19 医療に関する講義
2016/02/12 スポット講義(SSH情報)
2016/01/05~09 平成27年度 SSH台湾海外研修
2015/12/21 SSH企業訪問研修(会津オリンパス株式会社)
2015/12/20 ふくしまサイエンスフェアで実験屋台を出店
2015/12/18 女性科学者実験講座
2015/11/29 第59回日本学生科学賞 福島県審査 県知事賞受賞!
2015/11/22 第28回福島県生徒理科研究発表会にて課題研究の成果を発表
2015/11/8 宇宙エレベーターロボット競技会
2015/11/7,8 パソコン甲子園2015本選出場
2015/10/15 SSHエッグドロップコンテスト
2015/5/14~9/17 エア研究とポスター発表
2015/9/26 平成27年度 海外研修 事前研修 「英語プレゼン実習」
2015/8/20 高校生のための放射線実習セミナー
2015/8/8,9 現役大学生が教える ~ゼロから始めるプログラミング講座~
2015/8/4,5 平成27年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
2015/8/4 小中学生のための科学実験講座
2015/7/30~8/1 第39回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門に参加

分子生物学実験講座

日   時 : 平成28年3月22日(火)24日(木)

場   所 : 本校 理科実験室3、SSH実験室

対象生徒 : 高校1年生 SSHコース選択者 52名

  分子生物学実験講座を今年度は春期休業に入ってから実施しました。 4種類の実験のうち、1日目は実験1「DNAの抽出」を行いました。生徒は自分自身の口腔内皮細胞から自身のDNAを抽出しました。 2日目は実験2「PCR法」、実験3「アルコールパッチテスト」、実験4「電気泳動法」を行いました。さらに生徒たちは分子生物学の 理論や、実験の原理の講義を受け、DNAについての理解を深めました。2日間を通して、参加した生徒は分子生物学の基本的な実験方法を学ぶことができました。
  後の生徒のアンケートでは、「将来の職業として、研究者について考えるきっかけになった。」「DNAを扱う実験は、 少しのミスも許されない細かな作業によって行うことが分かった。」「DNAの実験はいろいろな過程があり、とても時間がかかることがわかった。」 「マイクロピペッターなどの道具を実際使い、上手にできるようになって楽しかった。」「他の高校ではできないような実験ができて勉強になった。」 と各々が研究者についてあるいは将来の職業について考え、また、実際の作業を通して研究の難しさや楽しさなども感じたようでした。さらに、理論を 学習したことにより遺伝子やDNAに対する興味や関心が非常に高まり、授業で学習したことに対しての深い理解につながったようです。



【教員による説明】


【実験の様子】

広島大学附属高校よりエバヤマザクラの寄贈
エバヤマザクラ植樹式

日   時 : 平成28年3月21日(月)

場   所 : 本校 東グラウンド北側

対象生徒 : SSH探求部,器楽部のSSHコース生徒 計21名

  広島大学附属高校から広島市指定天然記念物のエバヤマザクラの寄贈の申し出があり、その植樹式を 3月21日、春分の日の13時より本校グラウンドの北側の盛り土のところで行いました。
  広島大学附属高校は本校と同じSSH指定校で、研究課題として戦中の被爆を乗り越えたエバヤマ ザクラを後世に引き継ぐ取り組みをしています。その成果によりエバヤマザクラの組織培養による 増殖に成功し住友林業株式会社と協力して育苗を行ってきました。
  エバヤマザクラの苗木は広島大学附属高校に2本、広島市内の公園に6本、そして東日本大震災の 被災地であり同じSSH指定校の磐城高校と会津学鳳高校にそれぞれ2本づつ植樹されました。エバ ヤマザクラは山桜の一種で通常の山桜は花びらが5枚のところ、5~13枚と多様で他に類の無い 珍しい山桜です。寄贈された苗はSSH探求部で大切に育て立派に花を咲かせたいと思います。
  植樹式には広島大学附属高校から副校長先生と2名の先生方が、住友林業株式会社から2名の方が 出席しました。本校からは校長先生、教頭先生、SSH担当の先生方、SSH探求部が 出席しました。植樹式ではSSHコースの器楽部生徒の「花は咲く」のすばらしい歓迎の演奏で 式を盛り上げてくれました。また、最後には全員で校歌を斉唱し今後の両校の縁(えにし)を感じる式と なりました。



【校長先生のご挨拶】


【記念植樹の様子】


【器楽部による演奏】


【全員での記念撮影】

植樹式のプログラム


平成27年度北東アジア環境・エネルギーシンポジウム

日   時 : 平成28年3月19日(土)

場   所 : 新潟ユニゾンプラザ (主催 新潟県立新潟南高等学校)

対象生徒 : 高校2年生 科目SS選択者4名

  「第5回北東アジア環境・エネルギーシンポジウム」に, 今年度も高校2年生4名が参加してきました。
  このシンポジウムは, 北東アジア地域(ロシア, 中国, 韓国, 新潟県, 山形県, 福島県)の高校生が 集まり, 研究発表や議論を通して, 環境・エネルギーの理解を深めながら交流するシンポジウムです。 司会から発表, 質疑応答, ディスカッションまですべて英語で行われました。
  本校生徒は, 福島県の除染に関する取り組みについて口頭発表を行いました。生徒たちは, 原稿を 見ずに聴衆を見て英語でプレゼンテーションし, また事前に準備した質問リストにない質問にも, 自分の考えと客観的事実を区別して英語で返答することができました。ポスター発表でも積極的に 説明を聞き, 英語で質問するという積極的な態度が見られました。
  このシンポジウムに参加したことで, 英語での発表や交流に手ごたえをつかみ, 英語によるコミュニ ケーションの自信につながったようです。本校はこのシンポジウムに今年で5回参加させていただいて います。毎年, このような貴重な機会を与えていただき, 新潟南高等学校の皆様には感謝しています。



【ポスター発表の様子1】


【ポスター発表の様子2】


【口頭発表の様子1】


【口頭発表の様子2】

探究活動

日   時 : 平成27年10月22日~平成28年3月3日(10時間)

場   所 : 本校 理科実験室1, 2, 講義室1など

対象生徒 : 高校1年生 SSHコース選択者 52名

  高校1年生の学校設定科目「SSH産業社会」において、SSHコース選択の生徒たちは、 テーマごとに3~5名程度のグループに分かれ、探究活動を行いました。 希望したテーマに沿って実験を行い、実験結果を分析して考察を行い、活動をまとめ、プレゼン報告を行いました。 

  今年度の探求活動のテーマは以下の通りでした。
 物理「静止摩擦係数を求める」「フックの法則の検証」
 化学「中和滴定の理論」「水質調査」
 生物「DNAの抽出」「光合成色素の分離による系統分類」
 数学「エッシャーの絵画」
 情報「動画サイトの混雑具合のシミュレーション」「確率の謎にせまる」
 教科横断学習(物理・情報)「Arduinoを用いた水温制御システムの作成」

  SSH校内研究成果発表会において、「質問者はもっと発表者と言葉のキャッチボールを してほしい」という指摘をうけましたが、生徒たちはさっそく、この探究活動のプレゼン 発表の質疑応答で、言葉のキャッチボールを行い、その指摘事項を実行していました。 探究活動の内容は、物理・化学・生物・数学・情報の教員1名ずつが、スライドの 見やすさ・工夫点、研究の質、発表態度・発表技術という3観点で評価を行いました。 来年度の課題研究の質の向上にむけて、生徒たちにはこの評価結果もしっかりと生かして いくことが期待できます。



【数学班の発表】


【化学(水質調査)班の発表】

平成27年度 校内SSH研究成果発表会

日   時 : 平成28年2月24日 (水曜日)

場   所 : 本校 第1体育館、各理科実験室、技術室他

対象生徒 : 中学3年生、高校1年生、高校2年生 計566名

  SSH研究成果発表会を行いました。来賓や高校1,2年生、中学3年生に対して、1年間の 研究成果をプロジェクターやポスターを利用して発表しました。ポスター発表では、 友人の前で発表することで始めは照れもありましたが、回数を重なるにつれ自信を持って 発表する様子が見受けられました。また、来賓の方々や生徒達から質問やご助言をいただき、 発表した生徒達もより深い理解につながった実りある発表会でした。
  発表内容や感想は以下の通りです。

≪発表内容≫
・高校1年生によるSSH活動報告
①野外研修(ブナ林) ②エア研究 ③放射線研究 ④エッグドロップ  ⑤オリンパス研修 ⑥医療に関する講義 ⑦女性科学者のための実験講座 ⑧探求活動
・課題研究(高校2年生)
・ポスター発表(高校1、2年生)
・海外研修報告(高校2年生)

≪来賓による感想(抜粋)≫
「どの実験も楽しそうでした。発表態度もしっかりしていて感心しました」
「日々の学習に加え、とても高いレベルの研究をされていると思いました」

≪生徒による感想(抜粋)≫
「ポップコーンの弾ける仕組みや弾ける方向の発表が、グラフやイラストをたくさん使ってあってとてもわかりやすかったです」
「古代ギリシア人が、月までの距離や月の直径が分かっていたという事がすごいと思いました」
「きゅうりの浅漬けと緑茶との結びつきに驚きました」
「線形代数の原理が大変素晴らしかった」



【ポスター発表の様子1】


【ポスター発表の様子2】


【口頭発表の様子1】


【口頭発表の様子2】

医療に関する講義

日   時 : 平成28年2月19日

場   所 : 本校 大講義室

対象生徒 : 高校1年生 SSHコース選択者 52名

  本校の大講義室において、SSHコースを選択している1年生を対象に医療に関する講義がを行いました。 講義は2部構成で、前半は福島県立医科大学会津医療センター・消化器内科の山部茜子先生、後半は院長の鈴木啓二先生にお越しいただき、医療に 関しての興味深いお話をしていただきました。
  前半では消化器内科が担当する胃や腸の主な疾患や治療法についての講義があり、12月に会津オリンパスで内視鏡検査を模擬体験した生徒は興味津々でした。
  後半は鈴木院長から福島県内の医師の現状や全国的にみて福島県で多い疾患などのお話があり、将来医療関係の仕事に就きたいと考える生徒も多くいることから、皆真剣に話を聞いていました。



【カプセル内視鏡の説明をする山部先生】


【地域医療について語る鈴木院長】

スポット講義(SSH情報)

日   時 : 平成28年2月12日

場   所 : 本校 大講義室

対象生徒 : 高校1年生 239名

  会津大学の黒川弘国上級准教授をお招きして「ITと情報化社会」という演題で講義をしていただきました。 IT(情報技術)の発達の歴史や、どこにいても情報ネットワークを使いあらゆることができるクラウドコンピューティング、ユビキタス コンピューティング、IoT(Internet of Things:全てのものをインターネットにつなぐ)について身近な例を交えた内容でした。 またIoTに関連したRFID(物体識別技術)やセキュリティについても触れ生徒たちは興味深そうに聞いていました。
  講義を聞いた生徒たちからは「これをいい機会としてITについてもっと学ぼうと思う」「ITは30年程度でかなり発達をして驚いた」「将来は人間がコンピュータに支配されそうだ」という感想がありました。
  黒川先生、今回はありがとうございました。



【黒川先生の講義の様子】


【講義を聴く生徒たち】

平成27年度 SSH台湾海外研修

日   時 : 平成28年1月5日(火)~9日(土)

場   所 : 台湾

対象生徒 : 高2科目SS選択者のうち20名

  台湾の新竹市にある清華大学の寮に滞在しながら, 4泊5日の日程で清華大学や現地の 高校・企業・研究所・自然公園を訪問し, 語学力を含めた科学的視点からの国際感覚を 高める研修を行ってきました。
清華大学での研修は, 研究室への訪問やエネルギーに関する講義を受講し, 語学力を 高めながら台湾の先端科学技術を学びました。現地の高校である実験高級中学との 交流会では, 現地高校生とディベートを行ったり, 互いの課題研究の発表をしたりしました。
研修前に会津大学の協力で行った英語によるプレゼンテーションの学習の効果もあり, 台湾でのプレゼンテーションはアドリブを加えて発表したり, 落ち着いて質問に対応 できたりしました。また, 積極的に現地高校生と関わったことで, 生徒たちは自らの 英語力の手ごたえと異文化コミュニケーションの楽しさを感じることができたようです。 結果として, もっと高いレベルでのコミュニケーションをしたいと思うようになり, 語学力の学習意欲が向上したようです。台湾海外研修は, 国際感覚を身に付けるための 多くの材料を得ることのできた研修になりました。



【清華大学の研究室訪問】


【実験高級中学での課題研究発表】


【実験高級中学でのディベート】


【放射光研究センターでの施設見学】

SSH企業訪問研修(会津オリンパス株式会社)

日   時 : 平成27年12月21日(月)

場   所 : 会津オリンパス株式会社若松工場

対象生徒 : 第1学年 「SSH産業社会」SSHコース選択者 52名

  12月21日に企業訪問研修として、SSHコースを選択している生徒52名が会津オリンパス株式会社 若松工場を訪問しました。
  会津オリンパス株式会社の事業内容の説明を受け、工場で製造している医療用内視鏡の構造や 原理について学習しました。また、実際の製造施設の見学を行い、現場で働く女性の割合の多さや、 非常に細かい部品を手作業で仕上げる精密さに、生徒たちは驚いている様子でした。 実際に内視鏡を使って人体内を診る模擬体験を行うことができ、医療系への進学を目指す生徒を中心に、 とても貴重な体験をさせていただきました。
  今回の研修では、世界に誇る日本の最先端技術に生徒全員が目を輝かせていました。



【講義の様子】


【模擬体験の様子】

ふくしまサイエンスフェアで実験屋台を出店

日   時 : 平成27年12月20日(日)

場   所 : 福島市子どもの夢を育む施設こむこむ

対象生徒 : SSH探求部 物理・化学班5名 (高校1年生)

  中・高校生が科学の魅力を伝える「ふくしまサイエンスフェア」に、本校SSH探求部物理・化学班 5名が参加し、実験屋台を運営してきました。
  屋台では「人工いくらを作ろう」「渦電流って何?」という実験を行い、来場する子供たちに、 実験を通して、人工いくらの作り方や渦電流の仕組みを一生懸命に説明していました。想定よりも 多くの子どもたちが参加してくれたので、休憩をとる暇もなく屋台を運営しましたが、この行事を 通して、科学の魅力を伝えることの難しさや楽しさを体験することができたと思います。福島高校 SSH部のみなさま、このような貴重な機会を与えていただきありがとうございました。



【屋台の準備の様子】


【屋台運営の様子1】


【屋台運営の様子2】


【屋台運営の様子3】

女性科学者実験講座

日   時 :平成27年12月18日

場   所 : 本校(理科実験室2)

対象生徒 : 高校1年生,2年生 SSHコース 女子生徒48名

  今年度も、冬季休業に入ってから本校女性教諭による女性科学者実験講座が女子生徒を対象に実施しました。 第1部では、「科学に挑む女性科学者」という題名で女性科学者が歩んできた歴史や、現代社会での女性科学者の現状と課題についての話がされました。第2部の実験実習では、 「カラムクロマトグラフィー」の実験が行われ、化学分析の理論の講義とともに、実際に身近にあるペンや入浴剤の色素や光合成色素などに含まれる物質を分離・分析しました。 生徒のアンケートでは、第1部については、「将来の職業についてよく考えるきっかけになった」「女性科学者の今までの苦労や社会の偏見などの困難を乗り越えて 今の社会があることが分かった」「女性への差別がなくなるためには、もっと社会へはたらきかけていかなければならないと思った」と各々が女性科学者について、あるいは 将来の職業について考えることができたようでした。第2部については、「クロマトグラフィーの原理がよくわかった」「教科書や資料でしか見たことのない実験やより高度な 実験を実際に経験できて楽しかった」と物質の分離・分析を通して、科学に対する興味・関心が大きく高まるとともに、深い理解につながったようです。



【実験中の試験管】


【実験の様子】


【実験の結果】

第59回日本学生科学賞 福島県審査 県知事賞受賞!

日   時 : 平成27年11月29日(日) 表彰式

場   所 : 読売新聞福島支局

対象生徒 : 高校3年生 SSH探求部 物理班2名

  本校SSH探求部物理班の課題研究である「メガソーラー発電の発電効率向上の研究」が 第59回日本学生科学賞 福島県審査で県知事賞を受賞しました。日本学生科学賞は、最も伝統と 権威のある賞で知られている高校生の科学技術論文コンテストです。研究のプロセスが大事と 指導してきた生徒たちですが、名誉ある賞をいただけて、今後の研究活動の自信になっていく ことと思います。本当にありがとうございました。
※写真は読売新聞社よりご提供



【賞状を頂く様子】


【記念の盾を頂く様子】

第28回福島県生徒理科研究発表会にて課題研究の成果を発表

日   時 : 平成27年11月22日(日)

場   所 : 日本大学工学部

対象生徒 : 2年科目SS選択者及び1年SSH探求部員 47名

  本校からは物理部門4件, 化学部門2件, 生物部門5件の合計11件, 生徒47名が研究発表に 参加しました。生徒たちはここで, 今まで取り組んできた課題研究について, 口頭発表及び ポスター発表を行いました。研究班の中には, 予想と違う実験結果が得られたことで, 仮説・検証を何度も繰り返し, 実験結果が数多くなった研究班もありました。しかし, 最終的には, 背景・仮説・実験方法・結果・考察・結論という形にまとめ, 全ての班とも 素晴らしい発表を行うことができました。発表題目と結果は以下のとおりです。今年度も 数多くの賞を受賞することができました。

○ 物理部門

  • LEGO mindstormsによる宇宙エレベーター再現
  • ポップコーンの弾け方を探る
  • 超音波発光
  • 分子動力学法を用いた希ガス分子の衝突シミュレーション ※物理部門 優良賞受賞

○ 化学部門

  • ガラスの物性に関する研究 ※化学部門 優良賞受賞
  • シリカゲルの吸湿性について

○ 生物部門

  • 校内のアリの調査
  • ニンニクの体細胞分裂2015
  • 寄生バチとアオムシの関係についての研究 ※生物部門 優秀賞受賞
  • ミミズと耐水性団粒の関係 ※生物部門 優良賞受賞
  • 乳酸菌と納豆菌の相互作用 ※生物部門 優良賞受賞

○ ポスター部門

  • 超音波発光
  • 分子動力学法を用いた希ガス分子の衝突シミュレーション



【ポスター発表の様子1】


【ポスター発表の様子2】


【発表の様子 寄生バチ班】


【発表の様子 ミミズ班】


【発表の様子 ポップコーン班】


【表彰式の様子】

宇宙エレベーターロボット競技会

日   時 : 平成27年11月8日(日)

場   所 : 日本未来科学館

対象生徒 : 高校2年生 科目SS情報分野選択者 2名

  

  第3回宇宙エレベーターロボット競技会に参加してきました。レゴブロックを使い、自動昇降をして人形を上空のステーションへ運ぶ機体を作りその速さと正確性を競う 競技会でした。限られた準備期間の中で構想を練り、バスで移動している最中にも機体を調整したりプログラムを修正したりと試行錯誤を繰り返して本番に臨みました。
  競技会に先立ち日本大学理工学部の青木義男教授の講演を聞きました。宇宙エレベーターの構想や著名人からの期待の声など生徒たちは真剣な表情で聞いていました。
  午後から行われた競技部門では実際に組み立てたロボットを競わせました。入賞には届きませんでしたが、機体の昇降は成功し人形のステーションへの輸送も半分程度成功しました。
  競技会後にはポスターセッションがありました。自分たちの機体やポスターについて発表するだけでなく、入賞したほかのチームから様々なアイディアをもらうなど有意義な時間となりました。



【講演の様子】


【競技会の様子】


【ポスターセッションの様子】


【全体の集合写真】

パソコン甲子園2015本選出場

日   時 : :平成27年11月7日(土),8日(日)

場   所 : 会津大学

対象生徒 : SSH探求部 情報班 1年生2名

  

9月12日(土)
  オンライン上にてプログラミング部門の予選が行われました。全国から625チームが、 本選出場枠である25チームに勝ち残るために戦いました。本校からは4チームが参戦 しました。そのうち1チームが予選を勝ち抜き、本選出場権を得ました。また、1年生 同士で構成されたチームの中で、各地域ブロックにおいて、予選で最も優秀な成績を収めた チームに授与される「新人賞」を獲得しました。

11月7日(土) プログラミング部門 本選
  予選を勝ち抜いた25チームが一堂に会し、2人1チームで1台のパソコンを使い、制限時間内に問題に対する解答プログラムを作成し、得点形式で競いました。
  4時間にも及ぶ激闘を終えた本校生徒たちでしたが、残念ながら上位入賞を果たすことはできませんでした。しかし、生徒たちはやりきった表情と共に来年への闘志を燃やしていました。



【会場の様子】


【競技の様子】


【賞状授与後の記念撮影】

SSHエッグドロップコンテスト

日   時 : 平成27年10月15日(木)6,7校時

場   所 : 会津学鳳高校3階図書室ほか

対象生徒 : 高校1年生 SSH選択者 52名

  

  画用紙2枚とのり、はさみだけで作った機体の中に生卵を入れ、3階の窓から落下させるエッグドロップコンテストを開催しました。
  競技ルールは、地面に到達する時間が短いほど、地面に置いた的に近いほど高得点になります。生卵が割れないことはもちろん、ひびが入ってもいけません。また、本番の競技 結果ばかりでなく、競技直前のアピールタイムの成績、競技後の論文の出来を含め総合点で優勝チームが決まります。
  コンテスト当日は晴天となり、風もほとんどなく、自分たちが創意工夫した機体の性能が本物の卵で試されるということで、みんなが息を飲んで見守る中で協議が行われました。 今までの先輩たちを超えるものを作ろうという意気込みでアピールや競技が行われ、大変盛り上がりました。しかし、攻めの姿勢が出過ぎたのか、結局15班中、生卵が無事だったのは 4班のみという結果でした。
  優勝は6班,準優勝は3班,3位は10班,アイディア賞は12班でした。



【アピールタイムの様子】


【落下実験の様子】


【表彰式の様子】

「エア研究とポスター発表」

日   時 : 平成27年5月14日(木)~9月17日(木)計9時間

場   所 : 本校講義室1

対象生徒 : 高校1年生 SSH選択者 52名

  

  他の科学者が行った研究論文等を、生徒たちがストーリーを再構築して、ポスター形式で発表する企画です(エア研究)。 研究の一連の流れ(仮説→検証など)を理解し、 発表スキル(ポスター作成・発表)を向上させ、 科学的リテラシー・科学的コミュニケーション能力の育成を行います。
  5月14日(木)~7月9日(木)の5時間で生徒たちは, 他の研究者の研究論文等を入手し、「背景、 仮説、 実験方法、 結果、考察、 結論、今後の展望」という形にまとめ、研究の 過程を調査しながらポスター作成を行い、9月3日(木)には、夏季休業中の時間も利用しながらポスターを完成させ、9月10日(木)の発表会に備えました。しかし、大雨のため当日は 発表会が延期となってしまい、思いがけず練習時間ができた各班は、次週の発表会に向け熱心に練習を行いました。 そして、ついに9月17日(木)にポスター発表会が実施され、各班とも 素晴らしい発表を行いました。僅差の中、「古代ギリシャ人が月までの距離を知る(物理分野)」の発表を行った班がベストポスター賞として選ばれ、9月24日(木)に行われた表彰式において表彰されました。
  どの発表にも、 研究をわかりやすく伝えようと「ストーリー構成」「ポスターのレイアウト」「発表会当日での発表の仕方」に数多くの工夫が見られました。また、当日の発表会では、 難しい質問にもしっかりと丁寧に受け答えるなど、レベルの高い発表をしていました。 生徒たちはこの企画を通して、 科学的リテラシー・科学的コミュニケーション能力の育成もでき、さらに来年度に行う予定の課題研究にむけて準備もできたと思われます。



【発表の様子1】


【発表の様子2】


【最優秀チームから一言】

平成27年度 海外研修 事前研修 「英語プレゼン実習」

日   時 : 平成27年9月26日(土)

場   所 : 会津大学

対象生徒 : 高校2年生 科目SS選択者の内 海外研修参加生徒 20名

  

会津大学語学研究センターの安田尚子准教授を講師として、来年1月に台湾で行う予定の「福島の現状に関する英語のプレゼン発表」 の指導をしていただきました。内容は、はじめのあいさつの仕方、話すときの目線、英語発表における各スライドでの間の取り方、 英語を話すスピードや発音の仕方などご指導いただきました。また、スライドにおける写真の大きさや文字の配置・配色などのプレゼン 資料の作成に関してや、プレゼンの内容に関してもご指導いただきました。
  生徒たちは指導後に1時間半でプレゼンを作り直し、再度、英語のプレゼンを行いました。ご指導のおかげで、2回目の発表実習では、 より相手に内容を理解してもらえる英語プレゼン発表に変わっていました。
  本番の発表は台湾で来年1月です。来年の1月までに、これらの英語プレゼン発表をさらに良いものにしていきたいと思います。
   1.英語プレゼン発表実習 5班 各20分
   2.指導をうけてプレゼン資料や発表を修正、練習 1時間半
   3.英語プレゼン発表実習 5班 各20分(質問対応の実習もあり)

福島の現状を伝える5班の内容
 「除染」「エネルギー」「復興状況」「福島県と会津若松」「会津学鳳」



【プレゼン指導の様子】


【プレゼン発表 実習の様子1】


【プレゼン発表 実習の様子2】


【プレゼン発表 実習の様子3】

高校生のための放射線実習セミナー

日   時 : 平成27年8月20日

場   所 : 本校(LL教室1, 理科実験室1)

対象生徒 : 高校1年生 SSH選択者 53名

  

  今年度も日本原子力文化振興財団の協力のもと、東北大学工学研究科量子エネルギー工学専攻の長谷川晃教授を講師として放射線実習セミナーを開催いたしました。
  講義では、放射線の発生原理、遮蔽、身近な利用例、放射線防護の考え方ALARA [As Low As Reasonably Achievable] などをわかりやすく説明していただきました。実験実習では、 霧箱を用いて放射線の軌跡をエタノール蒸気という形で観察し、また、ガンマ線が鉛板の厚さに応じて指数関数的に遮蔽されていくことを実験で定量的に観察いたしました。
  セミナー終了後の生徒のアンケートでは、「ガンマ線、X線が医学や工学で必要不可欠であることがわかった」「霧箱を実際に経験できて楽しかった」「ガンマ線が鉛板で 吸収されていくことに実験して驚いた」と放射線に対しての興味・関心が非常に高まるとともに、深い理解につながったようです。

     




 




現役大学生が教える ~ゼロから始めるプログラミング講座~

日   時 : 平成27年8月9日、10日

場   所 : 本校 コンピュータ実習室、情報演習室

対象生徒 : 本校中学生・高校生及び会津地域の高校生 14名

  

  本校卒業後、会津大学、筑波大学に進学した4名の大学生を講師として本校生と会津地域の高校生14名を対象に、2日間で 正味12時間のC言語プログラミング講座を行いました。どの参加者もモチベーションが高く、長時間にわたる講座にも関わらず、集中して講義を受けていました。
  受講生たちの感想にも「楽しみながら積極的に参加できた」、「難しかったけれど、出来たときの達成感が凄かった」、 「家でも演習を行って能力を高めていきたい」、「次のレベルの講座もやってほしい」など、意識の高さを感じさせるものが多くありました。
  最後には講師の大学生たちが、「一人で学んでいるときに躓いたら、それを機にやめないで。頑張って欲しい」と、心強いメッセージを受講生に伝えていました。

     


【講義の様子】


【演習の様子】

平成27年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

日   時 : 平成27年8月4日、5日

場   所 : インテックス大阪

対象生徒 : 高校2、3年生 科目SS選択者 2名

  

  開会式に続き、東京理科大学長 藤嶋 明先生の講演「研究は楽しい!!先人の科学者に学びつつ、 身のまわりの現象をヒントに新しい科学を作っていこう」を聴き、水道管ならぬ光道管という発想に 生徒たちは驚きを隠せないようでした。また、「光触媒の有用性について」、「科学の面白さとは」などを 目を輝かせながら聴いている様子が伺えました。
  ポスター発表においては、海外から招致された生徒たちとも物怖じせずに英語で交流し、自分たちの 研究の成果を少しでも多く知ってもらおうという姿勢が感じ取れました。また、他校のポスター発表も 積極的に聴きに行き、知見を広めている様子が見られました。今回の発表会への参加は、今後の研究への 意欲をより一層高める良い機会となったようでした。

     


【ポスター発表の様子】


【アピールタイムの様子】

小中学生のための科学実験講座

日   時 : 平成27年8月4日

場   所 : 本校 高校理科実験室、情報演習室、介護福祉実習室

対象生徒 : 会津地区を中心とした小学5年生・中学生 計140名

  地域の小中学生を対象に毎年開催している「小中学生のための科学実験講座」を、 8月4日に実施しました。今年は福島県教育委員会主催の「小学生理科講座」と同時開催し、 本校は午前中に小学生、午後に中学生を対象に総勢140名参加のもと盛大に講座を開きました。
  講座内容は物理分野では熱について、化学分野ではレモンの利用、生物分野では遺伝子・ DNAについて、地学分野では酸性雨について、情報分野ではロボットの組み立て・動作実験を 行いました。レモンなどの身近なものから、ロボットのように普段ほとんど触れることの ないものまで、多様な教材を使用した本校独自の実験を行い、会津地区をはじめ県内の小学生・ 中学生に対して科学に対する興味・関心を深めることができました。



【実験の様子 情報分野】


【実験の様子 物理分野】

第39回全国高等学校総合文化祭 自然科学部門に参加

日   時 : 平成27年7月30日(木)~8月1日(土)

場   所 : 滋賀県 八日市商工会議所(物理)、八日市文化芸術会館(化学)、
                       湖東信用金庫(生物)

対象生徒 : 高校3年生 科目SS選択者・SSH探求部 6名

  

全国高等学校総合文化祭自然科学部門にて、物理部門、化学部門、生物部門の福島県代表として 研究発表を行ってきました。結果は、3件とも文化連盟賞でした。
物理部門「メガソーラー発電の発電効率向上の研究」
化学部門「バイオエタノール生成のための最適環境に関する研究」
生物部門「ニンニクは10:30に分裂するのか?」
生徒たちは、滋賀のホテルに到着後も、自分たちの研究内容をしっかりと伝えられるように、 前日の夜遅くまで発表内容の練習を行っていました。その結果、素晴らしい研究発表を行い、 福島県の代表としての役割を果たすことができました。
また、総文祭では、口頭発表・ポスター発表に加えて、ブルーギルの解剖実習、琵琶湖 博物館展示見学に参加し、科学の知見をより深めることができました。

     


【物理部門発表】


【化学部門発表】
 

【生物部門発表】


【他校の発表への質問】
  
 

【会場前で集合写真】


【琵琶湖博物館実習】